2020/04/19(日) 森は木々の若葉が茂り、吹きわたる風はもう5月です。

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 新型コロナウィルスの感染爆発を封じ込めるため、人との接触を八割削減しなければといわれている。 広くもない家の中、老夫婦が顔つき合わせての引篭もり状態がもう一月近く続いて、いい加減辟易して来ている。 だがワクチンがまだ無い以上、ウィルスの新たな感染先(相手)を無くし拡大を行き詰まらせるという戦略は最善の策だ。
人と人の接触を限りなくゼロにする努力を、国民ひとり一人がどう実行できたかで、日本のコロナ禍の先行きが見えてくるのだろう。
    22森では、4月に続き、5月いっぱい全ての活動を中止することになった。

 天気予報では前日から大荒れで、今日も家で塞ぎ込むつもりでいたが、予報より好転が早く朝から青空が広がったので、運動がてら森をぶらつきに行って来た。
 森はもうすっかり緑に包まれていた、シデやカエデの葉の緑はますます濃く厚くなり、高木のコナラやクヌギでも薄緑色の若葉が吹く風に梢を揺らがしていた。 林床も踝が埋まるくらいの草が一面に生い茂り、A地区中央丘頂のキンランが今にも開きそうな蕾をつけていた。


 このペースで4月、5月と作業が出来ないと22森がどうなるか、心が痛いけど、平穏な社会、健康な人があっての“森”。 今は皆でスクラムを組んで見えない敵と闘う時だ。