暖かさこの春一番、落ち葉掻きに松の伐木に汗を流す

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2021/02/21(日)  定例活動  天候  晴   参加者 21名 

何という陽気だ、朝から上天気最高気温は22℃とか、初夏?
 もう芽吹きが始まっている時季なのに、いまだ取り組みの遅れてる落ち葉かきを全集中で片付けたいところだが、造園の冨さんが参加できるとのことなので、梢枝の葉っぱまで真っ白に枯れてしまったアカマツの伐倒作業の指導をお願いしノコギリ組はこれに掛かり、大変だが女性陣には落ち葉かきをお願いすることになった。

 会のメールリンクの今日の活動日案内に,「コロナとは関係なく落ち葉を剥ぐと春の芽生えがそこかしこで見られます。出来るだけ早く厚い落葉のお布団を夏布団程度にしてあげたいです。」ってありました。 ほんとです、ホワイトアウトの風をこっちに回して、吹き飛ばして貰いたいもんです。 ま、それはそれで一大事か。 ともかくあれやこれや、出来るかなんて迷ってないでやれる事からやるっきゃない。
幸い今日は参加者が多い、伐木作業している隣のエリアでいつの間にか熊手組の搔き集め作業が始まっていた。


 前回クヌギの伐倒では、スペースの関係で重心方向の真反対に伐り倒さなければならなかったので、弦を厚めに残して牽引ロープで強引に引き倒したが、今日のアカマツは、松自身がこっちに倒して下さいと言ってる方向と伐倒スペースがほぼ一致しているので、伐倒方向の牽引ロープを付けず、伐倒方向と反対方向に自重で倒れるのを制御するメイン白ロープをとり、左右の方向制御のロープで、倒れる方向をコントロールして倒す事になった。

 先ずは松独特の横枝を払う、ここは高枝切り鋸の出番、かなり上の方まで切り落とすが、さすがに上の方は梯子を掛け切り落とす。 枯れてしまったせいか普段の生木に較べると木質が硬い感じがする。
3本のトラロープを縛り付け、梯子を外す。 地上側トラロープは、其々の方向に張って近くの樹の幹に3周巻き付け其々の担当がロープを握る。
いよいよ鋸作業が進み、追い口の切り込みが始まった。
松の自重によって、追い口が開き始め緊張が走る、動いた方向を確認して「左締めて、右緩め。 白ロープ(メイン)少し緩めて」と富さんから指示が飛び、その動きを見てまた指示が飛ぶ。 幾度か指示が繰り返されジリジリ少しづつ、思った向きに30度くらいに傾いて一息、最後に「3本一機に緩めるよ」で其々のロープをフリーにすると、ズズーンと倒れ、拍手が起こった。 恐れていた直ぐ隣、蕾を付けたコブシの枝をかすりもせず、見事にカエデとの隙間に着地させることが出来た。
これで陽当りも変わり例年より見事なコブシの花の満開が見れるかな、楽しみだ。
トラロープを使う制御伐木を2年前にもやったが、その時は制動の開放が遅れたため弦が切れ思わぬ方向に倒してしまった。 そんな失敗の経験もあって今回は弦を充分に残し、重心の方向に倒したのが良かったと思う。 22森の新たな経験がまた一つ増えた。

2021/02/09(火) B地区は今季初、落ち葉かきに取り掛かる。鋸組は第7期森の整備、更新クヌギを伐採2次更新を目指す

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定例活動    天候  晴   参加者  16名
コロナ禍、東京は昨日から緊急事態宣言の延長期間に入り、植物園も多様性センターも休園を延長するらしい。 22森は1月の活動を全て中止したが、延長期間については、感染拡大防止ルールの徹底を前提に午前中のみの作業で活動を再開する事になった。  今日は休止明け初日の活動日、これで冬? と疑うようなバカ陽気が一転大陸寒気の張り出しで今朝は寒いが天気は上々だ。 大袈裟に言えば年明け初の再会、皆この日を待っていたかのように元気な顔で集まった。
昨年来の活動休止による森の定常作業が滞っている。 草刈りが大幅に遅れ、落ち葉かきはA/C地区しか出来なかった、年明けで片付けようと思っていた矢先の1ヶ月の休止は堪えた。 でも自然は待ってくれない芽吹きの春は直ぐそこに来ている、ふかふかに積もった落ち葉を、先ずは掻き取ることが急務だ。とわ言え、伐採を含む森の整備作業も樹の休眠中の今の時季を外すわけには行かない。と言う事で今日はこの二つを平行して実行する事になった。
女性陣は主にB地区の西側の落ち葉かきを進め、男性陣は、鋸組を中心にB地区中央、クヌギの高木林の間伐に着手した。
ここは森の創成期クヌギの苗木を集中的に植栽したエリアで、今日伐採を予定した樹は、2008年11月この森で初めて萌芽更新を目指して伐採した第1号樹と第2号樹だ。 昨年秋の調査で樹高は其々16m、17m、年1.5m近い速さで成長した事になる。 其々2回目の萌芽更新を目指す伐採となる。
1号は伐倒方向に余裕があるが、2号は2幹に株立ちしていて、特に主株は、重心と反対方向に伐倒しなければならないので慎重を期した。
この2例で見る限り更新樹は、ひょろひょろ横枝を出さずに伸びて樹冠を広げる傾向があるのだろうか? 足場にする横枝も無く途中で切るのは無理そう、かなりシビアーに伐倒方向をコントロールして根元から伐り倒すしかない。
まず2段梯子を立てかけて固定し、出来るだけ高い位置に牽引ロープをしっかり結び付け、伐倒方向を狙って受け口を切り、正確に弦を形成すべく追口の鋸を進める。
重心が掛って来て鋸が挟み込まれ始める頃から重心に逆らって皆で牽引ロープを引っぱって引き起こす。  厚めに弦を残してせ~のせ~のと息を合わせてロープを引き、見事計画通りに難敵を引き倒すことが出来た。 午前中の作業で尺近いクヌギを3本倒した。 枝を払い片付けたが幹が転がった状態、残った玉切りは定例外出勤して片付けることし本日の伐採作業を終わった。 12時を過ぎても戻らない鋸組を待って1時前解散した。

2021/01/16(土) 活動自粛の中、丸太ベンチ作りに挑戦

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 突然の活動中止に、年明けの出鼻を挫かれる思い。 しかし、家でじっとしてると脚が浮腫み、腰が固まっちゃうようで、かえって体調にヨロシクない。 散歩がてら森に行って、体ほぐしに何かやろうと考え、丸太ベンチにと残しといた、コナラの幹(昨年11月10日伐採)のことを思い出した。

 従来伐採幹の玉切りは、ホダ木利用を考慮し90cmにしているが、ベンチ利用を考え長目にした。(実際のところは、手鋸での玉切り、全員へとへとで時間切れ、根元側の最後のひと引きが残った為)
根周りは尺超え、長さは1.2m、これまでは斧を打ち込み、割れ目を楔で開いて丸太を裂いてきたが、この大きさだと取り回しにも、道具にも自信が無いのでどうするか考え、鋸で切り込みを入れ、斧で斫って小刻みに削って行くしかないと思っていた。 それを試してみよう。

第1日目、予定通り鋸で切り込み、斧で斫る。 3刻み実行し1刻みの長さが10cmを超えると厳しいことが分かる。 遊び半分、練習の積りで斫る部分に受け口の斜め削りをやってみた、次いで三角に残った芯材を斫ると簡単に斫れることが分かった。 15cmにしても手間はそれほど変わらない。(横引きの伐採鋸は、受け口作りの斜め切りには不向きなので斧を使うようにしている、この方法は斧の使い方の練習にもなる)

第2日目、地元の鋸組を誘って二人で作業
水糸まで鋸を入れ、手斧で斜めに削り(伐採のときの受け口を作る要領)、軸に平行に斧で斫る。 一通り斫り終わり、面の整えに移る。 大きな凹凸は斧をノミのように槌で叩き削り、平鉋で仕上げる。

第3日目、今日も二人作業
鉋で面仕上げ(鋸の曳目が残るが、手鉋ではここまでとした)。 並行して土台脚の作成を開始。 脚上部をY字に削り、丸太を受けるようにと始めたが横引き鋸は刃がたたず、殆ど斧、ノミで削る仕事、悪戦苦闘の末何とか乗せられそうな形になる。
穴を掘り脚を穴に差し入れ、いよいよ丸太を乗せ高さの調整をすることになったが、その丸太の重い事、ロープを掛け二人で引き摺って来て、やっとの思いで脚に乗せる。
たまたま座っても気にならない感じなので調整なしで固定することにした、もしも、これやり直し何てことに、と思うだけでクワバラ・・・
何にしろ乗っかてるものが重い上に人が座るんですから、しばらく注意して様子を見ることにしよう。

2020/12/30(水) お疲れさまでした。 年明けは間伐作業で開始です。 くる年も元気に楽しく怪我無く、やりましょう。

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  前回今年度で第7期目となる「若返り整備計画」について報告しました。 今回は整備対象となった樹々の過去の記録を辿りながら、整備計画について整理してみました。

1、B04―#119・・・アカマツ (伐採予定)
2002/02/16 武蔵野苗圃よりアカマツ3本堀取り
a、4.5m×30cm b,4.5m×27cm c,2m×14cmをB地区現在地に移植
2009/11/22 樹勢の衰えに対し、コモ巻きを実施
2014/10/02 松材線虫病による松枯れ進行。根の周囲に薬剤を入れる
2014/10/14  (#156)は枯死と判断 伐採廃棄する
2014年から6年間頑張って来たのに、#119はこの秋、急に葉が枯れ始めとうとう力尽きたようです。 今回の伐採で末弟の#107と、こぼれ種から育った2本の甥株が残ります。大切に育てて行きましょう。

2、B04―#099・・・オオシマザクラ(実生成木 移植予定)
残る3本マツの日差しを遮る位置にあるので、マツを守るため伐採か移植か迷った樹です。
移植と決まりましたが、今年3本移植した経験と会の今のポテンシャルから推して考えると、9mの桜の移植が果たして出来るのか・・心許ない気がします。
それにもう一点心配なのは、移植先の不安です。 移植予定先の傍には2020/02/05、A02ブロックから移植したオオヤマザクラがあります。
このオオヤマザクラは、22森創立と同時の2000年に植栽されましたが周りの樹勢に押されて日陰となり、20年経っても大きくなれず衰退の一途をたどっていました。 移植して欲しい木は?と尋ねられて先ず上げたのがこの桜でした。 このオオヤマザクラはその特徴を顕著に表していて、他の桜と比較するときにいつもこの桜を基準にされていました。 20年目にしてやっと明るい場所に移して貰って大喜び!? 昨日、冬芽を観ましたが元気なようです、是非オオヤマザクラを大きく育ててあげたいです。
今回移植予定のオオシマザクラは実生木で、初開花を見た時、山桜でもカスミザクラでもないオオシマザクラと分った時大変驚ろかされました。 実生木であっても大切にしたいですが、移植の難しさと移植先を考えて、さらに検討が必要かも知れません。
残る3本マツの日向側に位置するオオシマザクラ

3、B05―#451と#452 クヌギ (伐採予定、第2次更新)
この二本を見るたびに20年の歴史、重みを感じます。二度目の萌芽更新に遇えるなんてね。
2003/02/15 植樹祭でクヌギ10本植樹(高さ4m位、4~5年の苗木)
2008/11/16 #451 伐採(萌芽更新第1号) 伐採時8.0m  ⇒現在15.9m
2008/12/09 #452 伐採(萌芽更新第2号) 伐採時8.25m  ⇒現在17.5m

5年苗だったとして、伐採時10~11年で8mに生育していた樹が、更新後は12年間で16~17mの高木に成長しています。 倍近いスピードです。 更新樹は根張りが大きい分成長も早いとは聞きますが驚ろきです。
人間に再スタートを宿命づけられ、唯ただ上に上に、下枝も出さず伸びた細身の樹形も心なしか可愛そうに見えます。 しかしこのまま放ってはおけません、ボランティアが落葉樹の森を維持するにはどこかで樹の成長を止めないと手に負えなくなってしまいます。 この区域はB地区の高台のほぼ中央、間伐がかなり進んでいますが、今回の2本を含め15~16m級の高木がかたまって高い壁になって来ています。
今回はその第一歩ですが、此処をどう捌くか、22森の行方を占う難題が突きつけられているような気がします。

4、C05―#629 コナラ (伐採予定)
2014/02/02の植樹祭で、結城農場からの桜、ハナガサとイチヨウがコナラの近くに植樹されました。 成長の早いコナラに頭を押さえられ伸び悩み「こんにちは」しています。 ガラガラの悪土壌環境の中(ユンボで掘って頂いた)で、よくぞ活着してくれたとの想いでいっぱいで、何とかこの桜ものびのびと伸ばしてあげたいです。
ナラ枯れで22森も心配の中コナラには申し訳ないですが除伐することにしました。

5、常緑帯の整備
C地区北道路側は22森の玄関、常緑樹が多いため、「暗い印象があり、入りずらい」との声をずっと聞いてきました。 緩衝ゾーン、目隠しゾーンとしての常緑の林ですが、気軽に近づける森にするために意識して常緑でも明るい森にすることを心掛けています。
今回は道路際のコナラと重なっているシラカシ(#561)を伐採します。 常緑樹の密集するエリアなので枝を払ってからの伐採になります。 他は密集感を和らげるため、常緑樹は主に、枝抜き、透かし、切詰め等整枝、剪定をします。

一時に全てをすることは出来ません、しかし森の成長は待った無し、来る年も、やらなければならない事を適宜皆で力と知恵を出し合って進めて行きましょう。
お疲れさまでした

2020/12/26(土) センダンのたっぱ切詰め、実を落さないよう吊り下ろす。 実を集め蝋が採れるか実験開始

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  定例活動&ニュースレター印刷・郵送  天候  晴  参加者  19名

 今日は今年最後の活動日。 前回、森の整備選木のとき、次回(12/26)作業日にセンダンの切詰め作業を実施する事が決まり、たわわな実を採取して蝋燭を作ってみる事となった。 蝋作りが今後どう進むか、兎も角今日は枝を下ろし、皆で実を採集することから始める事になる。

鋸班は今日の樹上作業から、腿掛けベルト付き安全帯と、ランヤードとU字掛けの2丁掛けを使うことの徹底を確認し作業開始した。 伐り詰めた幹を静かに吊り下ろすため、先ず高い吊り下げ支点の取れる東側の幹から作業を始め順次吊り下ろし、吊った状態で実を取ってから地面に下ろして利用材別に解体した。 高所支点の枝股を残して、隣の幹に梯子を付け替え、次々に切詰めを進め。最後に支点幹を下方の枝股で伐ってタッパの切詰め作業を終わった。

切詰め作業が進み、センダンの実の仕分けが始まる迄、女性陣の一部はB地区正面付近の落ち葉掻きをし、別の組は旧トンボ池付近に集積された落ち葉が、一部フキやミョウガの植栽域だったので、積んだ分をはぎ取って移動し植栽域に囲いを作った。 この際、下層の半腐葉土をA地区の樹木の根元に入れた。
 広げたブルーシート上に、切取られた実の付いた小枝が積み上がり、 「これをどうやって蝋にするの」「沢山あるけど、これでどれ位蝋が採れる?」、野外とはいえ少し蜜状態、ブルーシートの周りに集まり、実の摘み分け作業を行なった。
摘み採ったセンダンの実は衣装ケースに二つ、ま、これからが大変なんでしょうが楽しみです。