2021/09/19(日) B地区草刈り 午後は有志でナラ枯れ対策

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  定例活動  天候 晴  参加者 22名

台風14号が本州縦断中に温帯低気圧に変わり進路が南にズレたので雨も風も予想されたほどのことは無かった。 一昨日台風前面の雨雲の通過でザァーザァー雨が降り続き、川幅一杯の濁流が音を立てて流れていた野川も今朝はいつもの流れに戻っている。 シルバー連休二日目の台風一過でこの陽気、行楽地に繰り出したい気分は誰も一緒なのだろう、今朝は深大寺周辺もすれ違う人が多い。  今日の作業は、前回に引き続きB地区の草刈り。 コロナ禍緊急事態宣言が出ているので、定例作業は午前中で終わり、午後は有志でナラ枯れ対策を実施する予定。

 手刈り組は、前回作業した粗朶垣周辺の処理残りを片付けることから開始、済み次第樹木の根周りや保存草本の周りの草刈りを進める。 刈払い機組は、作業者の入っていない、B地区北側から園路外、園路内側に各一機、南側園路外側に一機計三機入った。
手刈り組は刈草の回収搬出を並行して進めたが、刈払い機は刈りっ放しなので11時過ぎ頃から、機械刈りエリアの刈草処置を始めたが大方は次回処分することにして今日の作業を終わった。 B地区残り草刈り量1日半ないし2日というところか

 昼でいったん解散、残った有志で午後からはナラ枯れ対策作業を始めた。
穿入孔を爪楊枝で塞がれ窮地に陥った♂カシナガは、必死で爪楊枝を喰いちぎり逆穿孔を掘ってフラスの排出口と、酸素を確保しようとして来る。 22森では穿入孔数に対し2割程度の逆穿孔が見られるが、他で爪楊枝打込みを実施している例では逆孔が半分近く見られる。 傾向として22森の逆孔比率が低いのは、薬剤注入をしているからと思われるので、より奥へ薬剤を沁み込ませるため注入作業はより慎重に実行することを話し合った。
 作業手順は、対象に対して先ず、逆穿孔を探し爪楊枝を挿す。薬液を注入し、爪楊枝を打込む。楊枝の頭を切って数える。 次に、新たに増えた穿入孔を探し、同じく注入し打込み、楊枝を切って数える。 加えてそれぞれ数値を記録することとした。 この手順を習熟する事を目的としたため数はこなせなかったが、皆でジックリ作業出来た。

 2時を過ぎ終了しようとしかけた時、A06旧トンボ池傍らの#285に、沢山の爪楊枝が刺さっているのを発見した。 そー言えば、皆が草刈り作業してる最中、富さんが造園仲間のOBさんと一緒に森を巡視し土壌改良剤(木灰)を罹患木の根周りに散布していたが、その折に新たに穿孔攻撃されている#285を見つけ爪楊枝を挿しておいたものらしい。
急遽 #285の新しい穿入孔を処置して終了する事になり早速手順通りに作業(140孔)して終了した。  土壌改良剤の効果には非常に興味のあるところで暫く経過を観察して行こうと思っている。

2021/09/08(水) ナラ枯れの状況、カシナガの穿入孔の数とフラスから

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 22森は、ナラ枯れ罹患2年目になります。
昨年は3本のコナラと1本のクリが罹患しました。
今年は、今のところ表1の通りで、コナラ10、ナラガシワ1、シラカシ1の計12本が罹患、うち1本のコナラは、枯れが進み瀕死状態です。カシナガMap

 22森が当初から採った防除対策は、穿入させてしまったカシナガの材内活動を弱体させ何としても樹を守る事でした。 それで施行したのが一般的な園芸殺虫剤であるスミチオンの水溶液(×500)を穿入孔に注入し、爪楊枝を差し込んで孔を塞ぐという方法です。

 どれだけ効果があったのか分かりませんが、罹患木は刈れ状態に至らず、今春もいつも通り芽生え支障なく生き延び、今季は、まるで免疫がついたように穿孔攻撃も受けていないようです。

 罹患2年目の今年の特徴は、やはり罹患数が飛躍的に増大している事です。 質的な変化としては、穿入僅か1ヶ月余、この森で枯れの始まった樹が出現した事、コナラ以外のシラカシ、ナラガシワに罹患が出た事があげられます。

対策の効果については、周辺地域の雑木林の罹患状況と比べると効いている様な気もしますし、3本の生存罹患木が樹液を出して頑張ってるように私たちの対策がカシナガの活動を妨害しナラ菌の蔓延を抑制する援けになったと思うようにしています。

今年も取り組みが遅れましたが、爪楊枝刺しを実行した先輩団体の経験を学び、今季からは刺した爪楊枝をトンカチで打込み坑道を密封し、なおかつその数を記録することにしました。 (殺虫剤注入も実施します)
カシナガ穿孔数

2年目もひと月が経過します。 9月に入る今もカシナガの穿入はまだ勢いがあるようですし、ここ10日ほどで突入が進んでいる樹もあり、まだまだ様子を観察し対処する必要があります。
また、カシナガも子孫繁栄に必死です。 孔を塞がれた雄カシナガが密栓状態を解除しようと、爪楊枝の芯を喰い破ったり楊枝に接するような横穴を貫通させて来ます。
抵抗して横穴を貫通させるのは、多く見ても打ち込み本数の2割弱です、8割は弱体しているとみればそれでも十分ですが、より対策効果を高めるためには薬液をより確実に注入する必要があるようです。
穿孔突入前の外に出た成虫カシナガを捕捉するトラップ法、穿入させない、脱出させない防除膜法、ナラ菌の殺菌剤注入法といろいろな対策もあるので、22森でも取り組もうと思っています。
同時に、22森がどう頑張ったって、ナラ枯れの感染拡大を止めることなど出来っこありません。
防除の取り組みを面的に拡げて行く事が絶対必要です。
今後は、森づくり、樹林保全をやっている他の団体とも連携し、行政機関にも働きかけナラ枯れ大作戦の取り組みを拡げて行こうと思っています。

2021/09/07(火) 後期、草刈り開始、

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  定例活動  天候  曇  参加者 12名

 今日から後期の草刈りを始める事になった。
東側の草原も南のサクラ苑も、すでに委託業者が入って綺麗に刈り取りが終わっており
周りから見ると、垣根向こうの22森の繫茂ぶりがとても目立っている。
業者は機械を入れて一斉にやるので2日と掛からない、22森は早くてもひと月は掛かり、悪天候などでもたもたすると月を跨ぐ時もある。 始めたら皆で一斉に掛からないと捗らないので、全体でのカシナガ退治は一時お預け、今日は草刈りに注力することになった。

 B地区から始める事になり、刈払い機2台は、西側B10,11、12に入り、手鎌組は南側、B10、07、01を粗朶垣づたいに、粗朶垣に蔓延ったカラスウリやドクダミを刈り取り、低木の根周りの草を鎌で刈払った。

 刈草の処分については、2020年6月刈草の廃棄用に掘った穴は、その都度溢れ山盛りになるが、腐敗沈降で現在もまだ廃棄できる状態なので、今日の刈草処分はこの穴も使うことにした。
今日は夏以降最も気温が下がるとか、道理で汗の出方が違うと思ってるうちに11時、今日の作業はここで目途を付け、休憩後は全員で刈草の片付けをして12時解散した。

2021/08/26(木) 炎暑 ナラ枯れ調査と爪楊枝打ちで汗だく

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 定例活動&ニュースレター発行  天候  晴   参加者  9名

なまじ涼しい朝晩の凌ぎ良さ気分を味わった身には、この暑さのぶり返しは百倍堪える。ジーとしていても汗が滲んできて身体じゅうべとべとだ。
危険な暑さだ。表にでないでと防災無線が語り掛けているが、そーはいかない、とはいえこれじゃ作業は無理だ。 で今日はナラ枯れの状況調査と爪楊枝刺しだけにする事になった。
まず初めにカシナガの新たな動向を知るため、手当たり次第にナラ科の樹の根っ子を目視し、樹番、フラスの有無、あれば多いか少ないかをメモすることにしておおよその区分を決めて全員森に散開した。
結果、新たに攻撃が拡がっているとは見えないが、新たに一番北側、C03ブロク#543のコナラに少量だがフラスが見える、またA02#062のコナラでもフラスらしいものが見えるが根周辺に瘤の多い樹で、他の虫の虫食い穴も多い、いずれも今後の経過を注意して見る事にした。
カシナガの動向の現段階の特徴は、今回集中的に攻撃を受けている、西側通路沿いの#642、#610、#514に引き続き攻撃を集中しているらしく、それぞれ新たな穿孔に100本以上薬注入、爪楊枝打ちを追加した。

昼で活動を終了、帰り際に9月に入ったら草刈りかなと聞かれたが、涼しくなるかな、やり残すのはいやだし、ソロソロ草刈りの時期なんですね。

2021/08/21(土) 伐倒したカスミザクラを玉切りなど整理、カシナガ穿入孔を爪楊枝で塞ぎ、穿入孔を数える

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  定例活動  天候  晴  参加者  13名

 朝晩多少は凌ぎやすくなって、そろそろ夏の疲れも出てきたせいか、皆気だるそうだ。 今日はナラ枯れ対策を中心に大人しく活動しようかと思っていたが、鋸隊は前回伐倒したカスミザクラを、あのまま放置するのはみっともない、恥だ・・とまでは言わないまでも、その積りで来たようでさっさと準備している。
この夏場のくそ暑いさなか、手鋸で捌くには、ちょっと二の足を踏みたくなる大きさだ、くれぐれも無理しないで途中でも終わるようにと伝えたが、結局完全に片付け終わったようだ。
 他のメンバーはナラ枯れ対策
まず、前回終わらなかった箇所及びその後、穿孔アタックされた箇所へのスミチオン水溶液の注入作業だ。
ドリルで穴径を座ぐる手間を省くため、前回0.6mmの注射針を試したが、尖りすぎのため穿孔を探り難く、すぐ木屑が詰まるので使えなかった。
今回は香水などの詰め替え用注入器をダイソウで入手、針の外径が1mmと丁度良い太さ、先端も丸く処理してあったので、これならと店でありったけの2個購入した。 使い勝手ばっちり、ス~と穿入孔に入ると評判上々、これで注入作業は問題ない。
 次に薬液は坑道の奥までは達しないだろうし、また効かない場合もあるので、カシナガ閉じこめ作戦として、穿入孔に挿した爪楊枝を小槌でもっと深くまで叩き込み密栓することにした。  穿孔の径は1.5mmとして爪楊枝は2.0mm打込めば十分密栓になる。 打込み終わった楊枝をニッパで切詰めることにして、その時、穿孔の数を数得ることにした。 罹災の程度を表すには穿入孔を数えるのが最も簡潔な方法かも知れない、これを記録することにした。